『一人で効果的に学習をする力』を育成するため、
教科指導といった授業は行わず、
◆勉強法
◆学習管理
◆アウトプット
の3点を中心に指導・サポートする家庭教師のことです。
【一人で効果的な学習をするために必要な3要素】
一人で効果的な学習をするには、
『勉強法指導』
『学習管理者』
『アウトプット』
の3要素が重要になってきます。
いくらやる気があっても、適切な勉強法を知らなければ意味がありません。
本気で入試に挑むのであれば、まずは正しい勉強法を学ぶことからスタートしましょう。
いくら勉強法を知っていたとしても、実行に移さなければ意味がありません。
そしてただやみくもに勉強していても、入試本番までに完成しなければ意味がありません。
適切なペース配分と、その維持が必要となってきます。
ペース配分はまだしも、ペースの維持・管理となると、自分一人で行うことは困難です。
一人だと、どうしても『甘え』が生まれてきます。
言い訳をつけて、ペースが乱れた原因を正当化し、次取り戻せばいいや、という安易な考えに陥りかねません。
一人で学習するといっても、最低限それを管理する人の存在は必要となってきます。
一人で学習し続けることができれば、まずは一歩を踏み出せたと言って良いでしょう。
次のステップは、インプットした知識をアウトプットしていくことです。
意外なことに、アウトプットは普通の学習ではほとんど行うことができません。
問題集を解く、という作業も、基本的にはアウトプットとしての機能はしていません。
問題集を解くときは、分かる問題のみのアウトプットになってしまい、分からない問題は解説を読んで理解するというインプットになってしまうからです。
アウトプットする機会を意識して作ることが、更なる飛躍へとつながります。
『勉強法指導』、『学習管理者』、『アウトプット』の3要素は独立したものではありません。
すべての根底にある『勉強法指導』で勉強法を学び、
それを適切なペースで確実に実行していくために『学習管理者』の力を借り、
得た知識をどんどん『アウトプット』していくこと。
この流れが、効果的な学習をするための3要素です。
【教えない家庭教師の二本柱】
教えない家庭教師では教科指導を行いません。
かといって『○日でマスターする!』や『1日15分の勉強でOK!』などといった、にわかには信じられないような方法を提供するわけでもありません。
上で挙げた『一人で効果的な学習をするために必要な3要素』を満たすための指導を行います。
そのために教えない家庭教師では、次の二本柱を軸にした指導を中心に行っていきます。
『徹底的に計画し、徹底的に理解し、徹底的に復習する』
◆徹底計画
まずはゴールまでの最短距離・全体図を作り上げます。
目標達成には、何の教材をしなければならないのか。
いつまでに、何の教材を終わらせなければならないのか。
目標達成のための枠組みを最初に決めます。
着実に進めていくため、全体図から1週間ごとの計画を作成します。
月曜には、何の教材の何ページから何ページまでするのか。
火曜には、単語を何番から何番まで暗記するのか。
1週間の具体的な学習内容を前もって決めます。
もちろん作成しただけでは意味がありません。
計画は立ててからが本番です。
1週間ごとの計画が着実に達成されているかの管理を、毎回の指導日に行います。
その時点で計画に狂いが発生していれば、翌1週間の計画に修正を加えます。
・徹底理解
その日学習することは、その日のうちに解決しましょう。
「なんとなく分かった」で終わらせてはいけません。
『○×式』と呼ばれる勉強法を用いて、学習内容は徹底的に理解します。
・徹底復習
学習した内容を、1週間のうちあるタイミングで復習します。
忘れかけた頃に復習することで、より強固な記憶として定着させていきます。
徹底計画をこなしていくことで、確実なインプットを日ごろから行っていきます。
徹底計画の進み具合は、毎回の指導日にチェック&指導を行います。
『教えることが最高のアウトプット』
徹底計画でインプットしたものを、毎回の指導日でアウトプットしていきます。
どんなことをするのか。
その前にひとつ問題です。
学校・塾・家庭教師の先生はどうして賢いのでしょうか。
それはずばり、『常に教え続けているから』
アウトプットの連続の日々を送っているため、知識はより強固に身につきます。
それだけではなく、教えることが仕事ですから、たとえ分からないことがあったとしても、無理やり教えられるようにならなくてはなりません。
塾長時代、何人もの講師の育成を行ってきました。
金沢大学生の講師がほとんどでしたが、何でも知識が身についているわけではありません。
まったく分からないことであっても、質問されたことにはその場で調べて、その場で教えなければなりません。
この連続によって、すべての新人講師はベテラン講師へと成長していきました。
ベテラン講師ともなれば、知らない知識はほとんどありませんし、どんな質問に対してもとっさに返答することが可能です。
教えることこそが最高のアウトプットになるんです。
毎回の指導日では、この『教える』という作業を生徒自身に行ってもらいます。
『生徒が講師に勉強を教える』のです。
このことを『ティーチング』と呼んでいます。
毎回の指導のうち、半分の時間をティーチングに費やします。
徹底計画で学習する内容から、ティーチング課題を指定します。
1週間の計画実施に加えて、指定した課題をティーチングできるよう備えてください。
もちろん、上手にできる必要はありません。
先生と呼ばれる人たちでさえ、上手に教えられるようになるには長い時間を必要とします。
ティーチング中は、いくつもの質問を投げかけます。
とっさに答えることができれば最高ですが、いきなりそのレベルに達するには無理がありますね。
ですから手元には徹底計画で使用した教材を用意しておいて構いません。
答えられなかった質問に関しては、次の指導日までに復習しておきましょう。
週に1回のティーチングによって、より効果的なアウトプットを行っていきます。
◆徹底計画とティーチングの相互作用
『 徹底計画』と『ティーチング』は相互に作用し、より効果的に学力を引き上げます。
徹底計画によって、目標達成への最短ルートを作り、確実に実施・定着をさせます。
定着した内容をティーチングによってアウトプットすることで、より深い知識として身につけていきます。
ティーチングの段階で判明した理解が不十分な点を、次回の徹底計画に組み込み、確実に穴を埋めていきます。
【指導の流れ】
指導は次の2つのコースから選択となります。
メイン教科を『数学』と『英語』のどちらかのみにするか、両方ともにするかによってコースをお選びください。
※ティーチングはメイン教科で行います。
※メイン教科を中心に勉強法指導&管理を行います。
それぞれのコースの流れは以下の通りです。
1. 1週間分の徹底計画実施度をチェックします。
2. メイン教科の勉強法が実行されているかを確認します。必要に応じて勉強法指導を行います。
3. メイン教科のティーチングを行います。150分コースであれば、ティーチングの間に5分の休憩を挟みます。
4. 翌1週間分の徹底計画を専用のシートを用いて作成します。
5. 翌徹底計画を中心にティーチング課題を設定します。
指導日に作成する徹底計画は全教科対応可能です。
最初はメイン教科を中心に計画を作成し、徐々に計画に組み込む教科を増やしていきます。
6. 指導日から翌指導日までの1週間は、徹底計画をもとに一人での学習を行います。特にティーチング課題に関しては念入りに学習してください。
毎週、上記の1. ~ 6. を繰り返し行っていきます。
また、毎月の最終指導日には、保護者の方と(場合によってお子様も含めて)指導報告面談を行います。
お時間は5分~10分ほど頂きますので、あらかじめご了承ください。
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お問い合わせの場合も同様に、こちらから折り返しご連絡いたします。
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